少し前にネットの記事に宣伝記事みたいなのを見て興味を持ったのがきっかけで、
タイトルの本を読んでみました。
書店で見かけたときはタイトルが株式投資をなめているみたいに感じたので手には取らなかったのですが、宣伝記事を読んでみてとてもちゃんとした人が書かれている本だなという印象に変わりました。
とても読みやすい本でするする読み進められます。
逆に言えばそれほど難しいことは書いてないため株式投資の初心者向けの本だと思います。
この本を買って、第七章に書いてあるステップを実行すれば、
低リスクで経験値を積めそうだなと感じました。
デイトレなどの短期投資ではなく、長期投資をやってみたいというかたにはぜひおすすめの本です。
私も長期株式投資さんのおすすめ銘柄を調べて徐々に購入していきたいと思っています。
私が株式投資を始めたころはこんなにも分かりやすい本がなかったのでとてもありがたいです。
(見つけられなかっただけかもですが)
長期株式投資さんのおすすめ投資方法(P192)
ステップ0:給料日に投資資金を確保
収入の中でいくら分を投資に回すかを決めて、その分は先に確保しておく。
ステップ1:20銘柄を1株ずつ買う
長期株式投資家さんおすすめの17銘柄+自分の推しの3銘柄を期間を分散して1株ずつ購入。
(長期株式投資さんはSBIネオモバイル証券を使用)
(長期株式投資さんのブログ→おすすめ17銘柄)
ステップ2:各銘柄への投資金額を均一に調整
1銘柄1万円に調整するなら、A株は1000円×10株、B株は500円×20株のように調整。
ステップ3:ポートフォリオを調整する(現金含む)
年齢やリスクに合わせて現金と株のバランス(年齢が現金の比率)の調整やステップ2の調整をする。
上記のステップを繰り返し継続することで、
低価格で株式投資に必要なことが徐々に学べると思います。
一度に大きなリスクを取りたくない人におすすめです。
暴落時の対応
私がこの本で良い気づきをもらえたのが、現金のクッション性(P132)の話です。
暴落時には絶好の買場というのは頭では理解しているのですが、
あまりちゃんとイメージができていませんでした。
買うということはそのための現金が必要で、暴落時に購入するための現金があれば、
暴落からの回復速度も上がり、精神的にも耐えられそうかなと感じました。
今までは現金を持っていると資金効率が悪くなるし、
できるだけ投資資産に変えておきたいと思っていましたが、
暴落時の精神安定のために一定分は残しておくようにしようと思います。
暴落についても数値を使って記載されているので、
どれくらいの期間や下落を耐えればいいのかもわかりやすいです。
他にも株式投資の心構えや考え方、PERなどの言葉の説明などが記載されており、
とても参考になりました。
とはいえ、実践してみないと実際には理解できないことも多いと思うので、
良きタイミングでおすすめ銘柄を購入したいと思います。
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